恐竜や〜仲代が気儘に更新する日誌〜

また始めようかと言っておきながら、20日もサボるくらい気儘。

コミックス2巻「FADE TO BLACK」

2巻で一番の見所は、もちろんパピヨンが覚醒する回ですね。ライナーノーツによると、パピヨンがパンツ一丁で覚醒するというのは、さすがに和月先生も躊躇したそうですが、ストーリー協力の黒崎さんのアドバイスで実行したとのこと。黒崎さんがいなかったら、パピヨンの変態ぶりが見ることが出来なかったのか。黒崎さんよくやった。
第9話「もう一つの新しい命」で、「病という運命を受け入れて死んでしまえと?」と言う蝶野に対して、冷酷に「死んでしまえ」と言ってしまう斗貴子さん。この辺りから斗貴子さんの残酷ヒロインぶりが際立ってきた気がします。
第16話「黒死の蝶」は、和月先生も認める問題の回。真剣なのかギャグなのかわからないと困惑する読者が多かったようです。事実当時の俺も戸惑っていました。あの時は武装錬金のことを正統派バトルマンガだと思って読んでいたので・・・まぁ次第に慣れていって、今ではこの変態ぶりが好きになっちゃいましたけど。
2巻タイトルにもなっている第17話「FADE TO BLACK」は、個人的には武装錬金で一番面白かった回です。カズキとパピヨンのやり取りから、キャプテン・ブラボー登場、ラストの日光を背にしたカズキ・斗貴子さんのシーンなど全てが良かった。
ライナーノーツで気になったのは14話で、「伏線をブン投げて〜」というくだり。もしかして和月先生は「ブン投げ武装錬金*1を意識してるのかなぁ。

*1:武装錬金のファンサイトです。下にリンクがあります。