第５４話「一心同体」

桜花の目的は、自分をヴィクター化しようと画策しているパピヨンを利用して、カズキを助けることだった。このこと自体は、まぁ順当なところかなぁ。ただ桜花姉さんの口から「ブッこいていて」なんていう言葉が出てくるとは思わなかった。さすがブラックストマック・・・
「生憎俺は他人を利用するのは大好きだが、利用されるのは大嫌いなんでね」あぁやっぱり。で桜花姉さんを逆に利用すると。さすがパピヨン。
本物のシリアルナンバーLXXの核鉄により、エンゼル御前復活。ただし、蝶の羽付きで・・・蝶野家の変態ぶりは核鉄にも影響するのかよ。
カズキと斗貴子さんは、斗貴子さんがLXXに偽装された黒い核鉄を手に入れた学校に行くことにする。誰が何の目的で黒い核鉄を偽装したのかというのが、今後の展開の重要な伏線になるわけか。斗貴子さんの過去話は当分先になるみたいだなぁ。それまで連載続くと考えて良いのかな？
引き止めようとするカズキに、斗貴子さんは目潰しをかます。おいおい・・一応カズキはさっきまで死線を彷徨ってたんですけどぉ・・・
「キミが死ぬ時が、私が死ぬ時だ！」とうとうマジ告白ですか。そういやコミックス二巻では、カズキがホムンクルスに侵食されて独りで自分に始末をつけようとした斗貴子さんを助けていたなぁ。今回はその逆になるわけだ。
カズキと斗貴子さんがストロベリっている現場を目撃した剛太は、静かにその場から立ち去るというシーンで次回に続く。剛太に幸あれ・・・