コミックス5巻ライナーノート感想
第38話「friends of everybody」
これまでの打ち合わせの中、何度か3バカも戦士にという案は出たけど、全て突っぱねました。誰もがヒーローになれる訳じゃない。けどそれでも戦うことは出来る。ジャンプではあまり好まれない=人気の取れない、些末なテーマですが、これはどうしても描きたかった。
自分が描きたいコトがはっきりしていて、人気が取れないと分かっていてもきちんと描き切る。僕が和月先生のこと好きな理由ってこういうところだろうなぁ。
あと製作段階の話をブッチャケまくるところも好きだ。そこが苦手だという人がいることは知っているけど、普段知ることが出来ない製作現場のコトを赤裸々に語るというのは、読者に真正面から向き合っているからこそ出来ることだと思う。
第39話「湧きたつ力」
第37話〜この話の見開きページのみんなの声援のシーン。自分的にはここまでが『武装錬金』第1部クライマックスです。
確かにこの辺の流れは武装錬金で一番良かったからなぁ。だけどこの頃は打切寸前だったんだよなぁ・・・面白いのに・・・
第42話「パピヨンVS.バタフライ[後編]」
パピヨンは実はかなりダーティーヒーローな一面を持っているので、今後はこの辺も前面に出せればと考えています。ただの変態サンじゃないんだよ。
最後の一言がウケタ。
第43話「キミは誰だ?」
この戦いで一番物を破壊しているのはカズキ。ヒーロー失格?
言われて初めて気がついた。あの校舎どうなったんだろう?