恐竜や〜仲代が気儘に更新する日誌〜

また始めようかと言っておきながら、20日もサボるくらい気儘。

最終話「永遠の切札」

ダークローチVS仮面ライダーブレイドキングフォーム

増殖し続けるダークローチに、キングフォームになって立ち向かうブレイド。しかしキングフォームは多用するとジョーカーになってしまう。虎太郎はそのことを心配するが、剣崎君はそれでも闘い続ける。ある決意を胸に秘めて・・・

烏丸所長再登場+橘さん復活

闘い続けるブレイドの前にチベットから帰ってきた烏丸所長と橘さんが現れる。橘さんは烏丸所長が助けたとのこと。どういう風にして橘さんを助けたのかな?
あとid:botaroさんが言っていた「王大人の役どころ」って、彼に死亡判定出されたら生き返るってことだったんだ・・・死亡判定が間違いだらけっていうイメージしかなかったよ・・・

始まりの場所で再会する二人

剣崎君と始はある場所で再会する。そこはギャレンに倒され傷を負った始を剣崎君が助けた小屋だった。

オレはジョーカーだ・・・

と始が悲しく言い放つと同時に爆発が起こる。このシーンで泣けてきた。人間になろうとしながらも、ジョーカーとしての運命から逃れられない。その為に敢えて剣崎君に封印されようとする始の悲壮な決意にもう・・・

迫り来るダークローチ

剣崎君の真意に気付いた橘さんは彼らの下へ向かう。そして入院していた睦月も立ち上がる。だがそんな彼らの前にダークローチの大群が立ちはだかる。そしてダークローチの群れは白井家にも現れる。

DOUBLE JOKER

闘い続けるブレイドキングフォームとワイルドカリス。そして遂にその時が訪れる。
ブレイドの胸の紋章が緑に光りだすと同時にダークローチの大群が消滅してしまう。変身を解除した剣崎君の腕から緑色の血が滴り落ちる。それはアンデッドの血と同じ色だった・・・
“統制者”がバトルファイトの再開を促すが、剣崎君はそれを拒絶する。

オレは運命と闘う!そして勝ってみせる!

お前は人間たちの中に生き続けろ。

俺たちはもう二度と逢う事は無い・・・触れ合う事も無い・・・それで良いんだ・・・

剣崎君はそう言い残し始の前から立ち去る。
もうここでボロ泣きだった。親友の為に自分を犠牲にして、永遠に闘い続ける道を選ぶ・・・切ないけどサイコーの終わり方だったと思う。

エピローグ

バトルファイトが中断され、ハート2「スピリット」以外のカードは烏丸所長が保管することになる。そして残された者達は元の生活へ戻る。
そして始は銀杏並木で剣崎君の幻を見る。そして今も運命と闘っている彼が残した

お前は人間たちの中に生き続けろ。

という言葉を噛み締め、始は歩き出すというシーンで「仮面ライダー剣」は完結する。

1年を通して

仮面ライダー剣」が始まる前から期待と不安がありました。その両方の理由は脚本家の今井詔二氏のコトでした。
期待していた理由は、僕が好きだった刑事ドラマ「はみだし刑事情熱系」を担当していたことでした。離婚により別れた一人娘と13年振りに再会するが、自分が父親だと言い出せないという熱い中に切なさのあるストーリーがサイコーでした。
ただ、こういうドラマの視聴者層と特撮ファンの好みって結構ずれているので、そこが不安でした。でその不安が見事に的中してしまいました・・・僕は結構好きだったんだけどなぁ。キザなセリフや、始=カリスのカッコ良さとか・・・椿さんの演技のコトには同意しますけど。30話から脚本家が會川昇氏に代わってから評判が上向きなったのは良かったんですけど・・・
まぁ世間的には駄作呼ばわりされ続けるのだろうけど、1年間楽しませてくれたので僕は支持します。キャスト・スタッフの皆さん1年間お疲れさまでした。