テコ入れと打ち切り
仮面ライダー響鬼とウルトラマンネクサス。どちらも不人気により、響鬼はプロデューサー・脚本家の変更、ネクサスは放送打ち切りという憂き目を見ました。まぁ両作品とも不幸な作品であることには違いないのですが、どちらがまだマシだったのかなぁということをふと思ってしまいました。
ネクサスは放送期間が3ヶ月短縮され後半は描写不足や高速展開になってしまったけど、スタッフがやろうと思っていたことは100%ではないにしろやることが出来ました。それにDVDにはディレクターズカットが収録され、ある程度の補完もされています。
一方響鬼はプロデューサー・脚本家が変更され、番組自体も路線変更されてしまっています。つまり自分たちがやろうと思っていたことが出来なくなり、別なものに変わってしまった訳です。このことは、その“自分たちがやろうと思っていたこと”が好きだった人間にしてみれば、裏切られた気分です。例えこの先響鬼の人気が上昇したとしても、これが本当に良いことなのでしょうか?少なくとも僕にはそうは思えないです。